滑らかなエンジンフィーリングや
パワー・トルク感などのドライバビリティーを向上し、
同時にエンジンの潤滑を補助、燃焼室のクリーンアップも行える
究極の燃料添加剤。
今回、CORE601を開発した経緯を教えてください
通常商品を作るときは、どういったお客様にどういったものを届けたいか、そういった所から開発の発想を得て、そこにはどのような道具が必要かという事で作っていくのですが、今回はどちらかというと今出来る最高の技術をつぎ込んで、まず一番良いものを作りたいと言う事が根本にあって作った商品です。 その後でCORE601が市場の中でどういったお客様に認めていただけるかを考えるという様な、とにかく一番良いものを作りたいという思いで作った商品になります。
この商品の特長を教えてください
一番の特長はドライバビリティーの向上です。車に乗って運転する事を楽しめる、楽しみに思える、そういった事が出来る添加剤を作りたいという事で作っております。
かなり幅のひろい表現になりますが、例えばパワー感であったりトルク感、レスポンスの良さであったり、エンジンのスムーズな回転であったり、いろいろな所で体感できる要素を詰め込んで開発しております。
体感としてはどのようなシーンで、どんな感覚が楽しめるのでしょうか
街乗りの時でしたらアクセルの踏み出しの時や坂道など特に負荷がかかるような時ですね、こういった時にちょっと物足りないという感覚からぐっと前に出るようなフィーリングを感じていただきやすいと思います。また、実際に試していただいた方の中には、エンジンオイルを変えたの?という感覚でエンジンがスムーズに、静かになった感覚を体感された方もいらっしゃいます。
感じ方は車や乗り方でさまざまではありますが、全般的にはトルク感、パワー感、スムーズさといった所でご体感頂ける事が多いと思います。
ケミカルチューニングの商品という事ですね
当社の「チューニングパーツ」と呼ばれるものに仕上げられたと思っております。
燃料チューニングという思いで、この中には精一杯の技術を詰め込んでおります。
通常添加率や容量は切りのよい300mLで1%添加というものが多いのですが、今回はあまりにも開発チームが良いものを、上限なく良いものを、というコンセプトで作っていたものですから、300mLに納めたかったのですが何も削りたくないと言う事で305mL、それから0.5〜1.0%の添加率という事でやりたかったのですが0.6〜1.2%と、少々はみ出てしまったような添加率と量になっています。これはたった5mL、たった0.2%という所も今回は細部までつきつめた結果という事でご理解いただければと思っております。
CORE601を入れる事で、車の方で調整しなければいけない事はあるのでしょうか
東名パワードに開発をご協力いただいていると思いますが、そこでの結果を開発者としてどのように受け止めていますか
はい。今回も東名パワード様にご協力いただきまして、エンジンベンチをかけていただきました。
実は当社では、東名パワード様にご協力頂く前に、当社独特の評価グループというチームでも検証・テストを行っております。開発の我々は処方を考えて実験室の中で様々な分析機器を使って評価するのですが、評価グループで実際に使ってみて、車で実際に走ってみる、その時の体感などもふまえて評価をしていきます。我々が実験室で作ったサンプルは200種類を超えております。実際に実車で走っていただいた数も100近くあります。
その中でようやくチーム全体で1つ、2つと絞りまして、それを東名パワード様に測定していただきました。やはり想いとしては、開発チームの我々が考え、それを体感して絞ってくれた評価グループ、その結果が、エンジンベンチという混じりっけの無い生粋のデータが出て来る所でどうリンクしてくるかと、非常にドキドキした記憶があります。
実際に測定していただいた結果、全域でトルク、パワーの向上が見られ、高回転までスムーズに回り、体感のフィーリングで調査してきた結果とぴったり一致しました。この時に、実験データと官能評価の結果がきっちり噛み合っていた事が実証され、非常に喜んだ記憶があります。
WAKO'S商品群の中で、COREというのは特別なものだと思いますが
COREというのはWAKO'Sブランドのフラッグシップです。ガソリンの燃料系では用途毎にF-1やPMPなどの商品がありますが、用途の枠を超えた顔としてのハイエンドモデルが今回のこのCORE601となります。 フラッグシップとは、企業やブランドの顔にもなりますし、業界全体にも影響する発信力を持つものだと思います。
ですので、CORE601は「最高のものを作りたい」というわがままな気持ちからできた商品ではありますが、今出来る最高の技術と原料を盛り込み、COREの名に恥じない商品として仕上がりました。ですから、CORE601をご紹介させていただく際、伝えているのは商品単体の事だけでなく、技術力であったり高付加価値のある商品を作れるブランドであるという事を同時に紹介させていただいています。
COREを名乗るという事はそういうことだと感じております。