LEXUS TEAM LEMANS WAKO`S
WAKO`S 4CR LC500
#6 Kazuya OSHIMA / Andrea CALDARELLI
2017年 SUPER GTシリーズ
第5戦 富士スピードウェイ レースレポート
大会概要 | 2017年 スーパーGT シリーズ 第5戦 |
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大会名称 | 2017 AUTOBACS SUPER GT Round 4 SUGO GT 300km RACE |
開催日時 | 8月5日 土曜( 予選 )/ 8月6日 日曜( 決勝 ) |
開催サーキット | 富士スピードウェイ( 1周 4.563km ) 住所:静岡県駿東郡小山町中日向694 |
同時開催レースカテゴリー | ・2017 FIA-F4選手権 第9戦&第10戦 ・ポルシェ カレラカップ ジャパン 2017 第7戦&第8戦 ・2017 TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 関東シリーズ第3戦 |
主催 | 株式会社GTアソシエイション( GTA )/ 富士スピードウェイ株式会社 / FISCOクラブ( FISCO-C ) |
公認 | 国際自動車連盟( FIA )/ 一般社団法人 日本自動車連盟( JAF ) |
認定 | 株式会社GTアソシエイション( GTA )/ ポルシェ カレラカップ ジャパン委員会( PCCJ委員会 ) |
LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S 参戦体制
#6
ドライバー | 大嶋 和也 おおしま かずや |
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出身地 | 群馬県 |
生年月日 | 1987年4月30日 |
体重 | 63kg |
身長 | 171cm |
血液型 | RH+A |
ドライバー | Andrea CALDARELLI アンドレア・カルダレッリ |
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出身地 | イタリア |
生年月日 | 1990年2月14日 |
体重 | 70kg |
身長 | 175cm |
血液型 | RH-O |
チームオーナー | 土沼 広芳 |
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エントラント代表 | 狐塚 宣寿 |
チーム監督 | 脇阪 寿一 |
チーフエンジニア | 山田 健二 |
チーフメカニック | 寺尾 由貴 |
予選( 8月5日 )
天気 | 曇り | コース状況 | ドライ |
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気温 | 27度 | 路温 | 33度(14時35分) |
湿度 | 59% (14時35分) |
予選開始 | 14時55分(GT500クラスQ1開始) |
2週前が第4戦SUGO、そして3週後には第6戦鈴鹿を控えるという、真夏の3連戦の真ん中の一戦、第5戦は富士スピードウェイが舞台である。富士での開催は今季2回目。ゴールデンウイークの第2戦は500km戦だったが、今回は通常レース距離の300km戦という違いがある。
ここまでの4戦で3度表彰台を獲得し、目下シリーズポイントリーダーの#6 WAKO’S 4CR LC500は82kgのトップハンデを背負って第5戦を戦う。規則で34kg分は燃料流量リストリクター調整に振りかえ(重量として48kg積載)、この調整も2段階目へと入り、富士の長い直線では厳しい要素だ。ハンデ状況を考えると、当面はレースでの優勝を狙うというよりは、シリーズタイトル獲得に向けて少しでも多くポイントを稼ぐことが目標になる。
【 予選結果 】11位
( 予選Q1ベストタイム:1分29秒985 / 大嶋選手 )
天候は概ね曇り、この時期にしては低い温度条件になった予選日。ただ、GT500クラスの予選Q1開始時には陽が強まり、路温も37度まで上がる。GT500クラスで今季唯一、全戦でQ1突破を果たしてきている#6 WAKO’S 4CR LC500、今回のQ1でステアリングを握るのは大嶋だ。
大嶋が1分30秒309をマークした時点での順位はQ2進出圏内の8位。しかし、その後の他車のタイム更新によって順位は下がっていくことになる。そして翌周、大嶋は1分29秒985にタイムを詰めるのだが、最終結果は11位でQ2進出ならず。やはりトップハンデの影響は確実にあるようだ。そういった諸状況を考慮すれば、Q1トップとのタイム差わずかコンマ5秒での15台中11位という予選結果は健闘とも評すべきところである。
決勝( 8月6日 )
天気 | 晴れ〜曇り | コース状況 | ドライ | 気温 | 29度 |
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路温 | 36度 (スタート5分前) |
決勝パレードラップ開始 | 15時25分 | 決勝レース 周回数 |
66周 |
#6 WAKO’S 4CR LC500
大嶋 和也選手&アンドレア・カルダレッリ選手
【 決勝結果 】9位
【 所要時間 】1時間44分59秒621
【 ベストラップ 】1分32秒342 = カルダレッリ選手
決勝日、午前中は晴れの度合いの方が強かった空模様が、決勝スタートの頃には曇り中心へと転じる。路面コンディションは一貫してドライ。11番グリッド発進の#6 WAKO’S 4CR LC500は、前半パートをカルダレッリ、後半パートを大嶋が担当する布陣で決勝300kmレースを戦う。
オープニングラップ、カルダレッリはひとつポジションを下げて12番手。しかし2周目には11番手へと戻り、5周目に10番手へポジションアップする。さらに7周目には一時的とはいえ9番手へ浮上。その後しばらくはライバルたちとバトルを展開しつつ、序列の入れかわりもあったりはしたが、周回完了順位的には10番手キープというかたちでの走行が続いた。ハンデ軽量なライバル相手にも、カルダレッリはよく戦っていたといえよう。
GT500クラス各車は23〜33周目に相次いでルーティンピットをこなした。カルダレッリも30周を終えてピットイン、大嶋へとバトンタッチする。大嶋がピットアウトした頃合いに、他車のアクシデントによるイエローフラッグゾーンがコースの一部に発生、これがライバルとの位置関係的に 不利に働いた面があったのは残念な状況だった。順位が落ち着いた段階で、大嶋は9番手。その後、7番手まで上がる場面もあったのだが、53周目に19号車に前に行かれ、終盤は100号車と何度か順位を入れかえる格好で8番手争いを演じるも、最終的には先行を許し、9位ゴールに。
厳しいハンデ状況での9位入賞。ポイントランキング首位を譲ることにはなったが、1点差のドライバーズランク2位で次戦鈴鹿1000kmへと向かう。
大嶋 和也選手のコメント
今回も単独での決勝レースペースは速かったと思います。ただ、燃料流量リストリクターのことがありますから、直線では他車相手に辛かったですね。GT300のマシンと出会うタイミングにも恵まれないところがありました。次の鈴鹿1000kmも、ハンデ的に見て予選は苦戦するだろうと思います。
でも、長いレースですから今日のような速いペースがあればチャンスも来るでしょうし、とにかくミスなく戦って、しっかりポイントを獲っていきたいですね。
アンドレア・カルダレッリ選手のコメント
スティントの最後まで良いペースで走ることができましたし、マシンはとても良く仕上がっていたと思います。それだけに少し残念なレースでしたね。もちろん状況を考えれば9位入賞は「 OK 」ともいえます。
でも、うまくすれば4〜5位を争うこともできたんじゃないかと考えると、残念に思えるんです。タイトル争いはとても接近してきました。次のレースが重要になりますし、我々は様々な要素を考慮して、さらにクレバーに戦っていかねばなりません。
山田健二エンジニアのコメント
やはり燃料流量リストリクターの調整が2段階目に入っていることもあり、ストレートでの戦いには厳しいところがあったように感じられますね。次はハンデの数値が86kgになり、3段階目( 計50kg分 )の燃料流量リストリクター調整に入ります。未知の領域になってくるわけですが、ウエイトで積む分のハンデは36kgで、今回より軽くなりますから、その点は良い材料だろうと思います。チーム一丸、頑張っていきます。
脇阪 寿一監督のコメント
今回の状況のなかでのマシンのスピード的な部分に関しては満足しています。ただ、もうちょっと上に行きたかったところですね。イエローフラッグのタイミングを含め、すべてがうまく運べば、6位、7位というところではゴールできたんじゃないかと僕は考えています。
ピットワークには課題があります。そこを改善していかないと( 厳しいタイトル争いに )生き残れないと思いますので、しっかり見直さなければなりません。これでドライバーズチャンピオン争いの上位は3点差に5陣営という激戦ですが、今のGT500クラスというのはそういうレベルの戦いをする場所です。次の鈴鹿では燃料流量リストリクターの調整が3段階目に入りますけど、レクサスの開発陣とも一緒に頑張って戦っていきたいと思います。
シリーズランキング
大嶋 和也&アンドレア・カルダレッリ | 2位 / 43ポイント |
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チーム部門 | 3位 / 55ポイント( 2位と同点 ) |