LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S
WAKO'S 4CR LC500
#6 Kazuya OSHIMA / Felix ROSENQVIST
【2018 SUPER GTシリーズ】第1戦 岡山国際サーキット レースレポート
大会概要 | 2018年 スーパーGT シリーズ 第1戦 |
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大会名称 | 2018 AUTOBACS SUPER GT Round 1 OKAYAMA GT 300km RACE |
開催日時 | 4月7日 土曜(予選) / 4月8日 日曜(決勝) |
開催サーキット | 岡山国際サーキット(1周 3.703km) 所在地:岡山県美作市滝宮1210 |
同時開催レースカテゴリー | ・2018 FIA-F4選手権 第1戦&第2戦 ・ポルシェ カレラ カップ ジャパン 2018 第1戦&第2戦 |
主催 | 株式会社GTアソシエイション(GTA) / 株式会社 岡山国際サーキット / アイダクラブ(AC) |
公認 | 国際自動車連盟(FIA) / 一般社団法人 日本自動車連盟(JAF) |
認定 | 株式会社GTアソシエイション(GTA) |
後援 | 経済産業省 / 国土交通省 / 自由民主党モータースポーツ振興議員連盟 / 岡山県 / 美作市 / 岡山県観光連盟 / 美作国観光連盟 岡山県経済団体連絡協議会 / 岡山県商工会議所連合会 / 岡山県経営者協会 / 一般社団法人岡山経済同友会 岡山県中小企業団体中央会 / 岡山県商工会連合会 / 山陽新聞社 |
LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S 参戦体制
ドライバー | 大嶋 和也 おおしま かずや |
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出身地 | 群馬県 |
生年月日 | 1987年4月30日 |
体重 | 61kg |
身長 | 171cm |
血液型 | RH+A |
ドライバー | Felix ROSENQVIST フェリックス・ローゼンクヴィスト |
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出身地 | スウェーデン |
生年月日 | 1991年11月7日 |
体重 | 62kg |
身長 | 170cm |
血液型 | RH+O |
エントラント代表 | 狐塚 宣寿 |
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チーム監督 | 脇阪 寿一 |
チーフエンジニア | 山田 健二 |
チーフメカニック | 小倉啓悟 |
レース情報
天気 | 曇り時々雨 | コース状況 | ドライ〜ウエット |
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気温 | 9度 | 路温 | 15度(14時45分) |
湿度 | 29%(14時45分) | 予選開始 | 15時05分(GT500-Q1開始) |
SUPER GT シリーズ、それは日本国内のみならず、世界的にも高い評価と人気を誇る、ハコ車のトップチャンピオンシップシリーズである。
2018年も全8戦のシリーズは岡山国際サーキットで開幕。LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sは15台が覇を競うGT500クラスに参戦する。
ブリヂストンタイヤを履いて戦う#6 WAKO’S 4CR LC500のドライバーは、不動のエース・大嶋和也と、新加入のフェリックス・ローゼンクヴィスト。
ローゼンクヴィストはマカオF3で2勝するなど国際経験豊富な名手で、昨年のスーパーフォーミュラでTEAM LEMANSとは既に1年の共闘実績を有す。
頼もしい新戦力と、GT500クラス屈指のスピードを誇る大嶋の魅力的な新コンビで、過去2年おしくも逃してきたシリーズタイトル奪取に照準を定める。
予選結果 | 4位 |
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予選Q1ベストタイム | 1分18秒576(ローゼンクヴィスト選手) |
予選Q2ベストタイム | 1分27秒570(大嶋選手) |
ドライコンディションが見込まれていた予選日だが、フリー走行セッションの終盤と予選の途中にまとまった雨が降るという予想外の天候に見舞われた。
2段階ノックアウト方式の予選は、まずQ1をローゼンクヴィストが担当。初の予選出走ながらしっかり5位につけ、上位8台のQ2進出枠を確保した。
Q2は一転してウエット路面での戦いに。各陣営が混乱を余儀なくされる状況下にさらされることとなったが、 LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sは 脇阪監督が「あの状況、条件のなかで、大嶋もチームもベストの仕事をしたと思います」と評する戦いぶりを展開、レクサス勢最上位の4位につけた。
大嶋も、「もちろんポールを獲りたかったですが、(状況のなかで)パフォーマンスは出せたと思います」と充実感を語り、決勝での逆転優勝を見据える。
天気 | 晴れ〜曇り | コース状況 | ドライ |
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気温 | 11度 | 路温 | 22度(14時30分) |
湿度 | 27%(14時30分) | ||
決勝パレードラップ開始 | 14時40分 | 決勝レース周回数 | 82周 |
大嶋和也選手&フェリックス・ローゼンクヴィスト選手
決勝結果 | 4位 |
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所要時間 | 1時間55分20秒140 |
ベストラップ | 1分20秒684(ローゼンクヴィスト選手) |
決勝日も昼頃に雨が降ったが、レースはドライ路面での戦いとなった。予選日同様に温度条件が低く、各陣営がタイヤの扱いに苦心するのは必至だ。
難しいコンディションの開幕戦に、#6 WAKO’S 4CR LC500は前半をローゼンクヴィストが、後半を大嶋が担当する布陣で4番手スタートから臨む。
午後2時40分すぎ、多くの観衆が見守るなか、今季最初の決勝がローリングスタート方式で始まった。順位変動の大きいオープニングラップだったが、ローゼンクヴィストは4番手の位置をキープ。15〜16周目のストレートで1号車に先行を許しはするが、スタートで前に行った23号車と24号車がジャンプスタートによるドライブスルーペナルティを受けて後退、ローゼンクヴィストは3番手へ。そして38周を終えて、ピットへと帰ってくる。
タイヤ交換と給油を終え、大嶋がコースへと戻る。タイヤ無交換作戦を採ったマシンもあるなどして順位が動くなか、大嶋は無交換組の8号車をパス、さらに1号車にも先行するのだが、無交換の100号車にはピットで前に出られたままとなり、GT500クラス全車のピット作業が終わった時点で3番手。
56周目に1号車に再逆転され4番手に後退するが、その後も大嶋は1号車との激しい3位争いを続けていく。しかし0.177秒差で、わずかに届かず。
開幕戦、#6 WAKO’S 4CR LC500は4位でドライバーズポイント8点を獲得。次戦富士には8点の2倍、16kgのウエイトハンデで臨むこととなる。
大嶋 和也選手のコメント
フェリックス・ローゼンクヴィスト選手のコメント
スタート直後の状況は、ペナルティを受けたマシンもいたように、かなりの混乱状態でしたね。でも、自身初のSUPER GTのレースを楽しめました。
やはりタイヤのウォームアップには苦心しましたし、GT300クラスの渋滞をさばくのも大変でしたが、対処できたのではないかと感じてもいるところです。
次の富士に関しても、テストした時にはブレーキングの感触などが良く、我々のマシンは速いと考えています。表彰台争いにトライしていけると思います。
山田健二エンジニアのコメント
寒いコンディションのなか、決勝のラップタイムペース自体わるくはなかったのですが、ドライバーの感触的にはもうひとつの面があったようです。
そこはタイヤ開発の部分も含めて、今後に向けての課題として取り組みます。比較的軽いハンデで臨む次の富士で優勝を狙っていきたいですね。
脇阪 寿一監督のコメント
4位という結果は、もちろん我々の求めていたものではありません。ただ決勝に関しても、その状況のなかで皆、仕事はしっかりできていたと思います。
レースですから当然いろいろなことがあり、結果が4位だった、ということです。昨年よりチームのポテンシャルが上がっていることは確認できました。
次戦以降につながる開幕戦だったと思いますし、今回のレースで理解できた部分から学び、また新たに組み立てていきたいとも考えています。
今年こそは優勝、そしてチャンピオン獲得が我々の目標です。次の富士ではウエイトハンデが16kgですから、優勝を目指していけると思います。
シリーズランキング
大嶋和也&フェリックス・ローゼンクヴィスト | 4位/8ポイント |
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チーム部門 | 4位/11ポイント |
観客動員数
開催期間中 延べ入場者数 | 約28,400人 |
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4月7日 土曜 (天気:曇り時々雨) |
10,700人 |
4月8日 日曜 (天気:晴れ〜曇り) |
17,700人 |
イベントへの参加報告
ピットウォーク | 開催日程 | 4月7日 12:25~13:20 4月8日 9:45~10:40 |
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キッズウォーク | 開催日程 | 4月7日 17:15~18:00 |
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主催 | GTアソシエイション、岡山国際サーキット | |
参加者 | 大嶋和也、フェリックス・ローゼンクヴィスト |
ピットロード開放エリアにて握手&サイン会、撮影会、グッズ提供を行い、今年も沢山のお客様をお迎えすることが出来ました。
キッズウォークではお子様を対象に握手&サイン会、 キッズ限定グッズなどの提供を行ないました。
自分に代わった当初、8号車に引っかかってしまい、パスするまでに結構タイヤを使うことになってしまいました。その影響もあってこちらが辛い時期に1号車に逆転されて、終盤、燃料が減ってマシンの感触は良くなってきたんですけど、3位を奪い返すことはできずに4位という結果になりました。
もちろん満足はしていません。次戦富士では16kgという比較的軽いウエイトハンデで戦えることになりますので、次こそは優勝を狙って頑張ります。