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2022 MFJ 全日本ロードレース選手権
ST1000 第1戦 ツインリンクもてぎ
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AKENOSPEED・YAMAHA 南本宗一郎 参戦報告書
日時 | 2022年4月2日 ~3日 |
会場 | 栃木県 モビリティーリゾートもてぎ( 4.801 km ) |
観客数 | 土曜:2,200人、日曜:3,300人 |
予選結果 | 5位( 1’50,981 ) |
決勝結果 | 2位( 28’22,060 )15LAP+14,197 |
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RACE REPORT
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まず初めに、今シーズンもチームアケノスピードを始め、スポンサー様のおかげで開幕戦を迎えることが出来ました。大変感謝しております。
今シーズンはまずはST1000クラスでの初優勝、そしてタイトル獲得を目標に戦います。昨年度の最終戦から長いオフシーズンで、少し怪我等もありましたが存分にトレーニングに励むことが出来ました。
開幕前のテスト走行で久しぶりのレース車両でのライディングでも、昨年より成長を感じることが出来ており、万全の準備の上で開幕を迎えることが出来ました。
今シーズンはまずはST1000クラスでの初優勝、そしてタイトル獲得を目標に戦います。昨年度の最終戦から長いオフシーズンで、少し怪我等もありましたが存分にトレーニングに励むことが出来ました。
開幕前のテスト走行で久しぶりのレース車両でのライディングでも、昨年より成長を感じることが出来ており、万全の準備の上で開幕を迎えることが出来ました。
ストップアンドゴーなコース特性のもてぎは我々にとっては厳しい戦いになると考えていました。
いかにストレートスピードの速いライバルたちに立ち向かえることが出来るかがカギとなるため、ヤマハ車の利点を生かせるようなセットアップやライディングを模索しながらテスト走行を行いました。
いかにストレートスピードの速いライバルたちに立ち向かえることが出来るかがカギとなるため、ヤマハ車の利点を生かせるようなセットアップやライディングを模索しながらテスト走行を行いました。
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予選では1列目には並べる自信はあったのですが、開始早々に赤旗中断となり、その後も上手くクリアラップを取ることが出来ずに最後までアタックできずに5番手となってしまいました。予選については昨年からの課題でもあり、今回も失敗という形になってしまい情けないです。
そして、冬並み寒さの中で路面温度も上がらず使いたいハードコンパウンドのタイヤが使えないなど、様々な条件も重なり最後まで勝負できるように仕上げることが出来ませんでした。とにかくレーススタートから自分のペースで必死にトップを追いかける、という走りをすることに徹することにし、レースには挑みました。
決勝レースはスタート前に雨が降りWETレースになるかと思ったのですが、雨雲が消えて路面は乾くと判断しハーフウェットの中ドライタイヤを履いてコースインしました。この選択は大当たりで他のライダーがグリッド上でタイヤ交換を行うなどしていましたが、焦ることもなく集中できることが出来ました。
そして、冬並み寒さの中で路面温度も上がらず使いたいハードコンパウンドのタイヤが使えないなど、様々な条件も重なり最後まで勝負できるように仕上げることが出来ませんでした。とにかくレーススタートから自分のペースで必死にトップを追いかける、という走りをすることに徹することにし、レースには挑みました。
決勝レースはスタート前に雨が降りWETレースになるかと思ったのですが、雨雲が消えて路面は乾くと判断しハーフウェットの中ドライタイヤを履いてコースインしました。この選択は大当たりで他のライダーがグリッド上でタイヤ交換を行うなどしていましたが、焦ることもなく集中できることが出来ました。
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そんな中でスタートした決勝レースですが、スタートこそはそつなく決まったものの、1コーナーでウェットパッチに乗ってしまいさらにイン側から押し出される形で7番手まで後退してしまいました。1周目ですぐに4番手まで回復出来ましたが、1台にストレートパスされてしまい5番手に落ちてしまいました。
路面は思っていた以上に乾き、ほぼドライとなったのですが、トラクションコントロールなどの制御関連を雨寄りのセットにしてしまったため序盤は歯車が合わずトップは逃がしてしまいました。
路面は思っていた以上に乾き、ほぼドライとなったのですが、トラクションコントロールなどの制御関連を雨寄りのセットにしてしまったため序盤は歯車が合わずトップは逃がしてしまいました。
4周目あたりで走行しながら出来る範囲で制御関連を少しドライ寄りに変えペースを上げていきました。4番手、3番手と順に追い上げていきましたがその時にはトップ2台にはかなりの差をつけられてしまっており、残り数周は切り替えてミスのないように走りチェッカーを受けました。
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トップでゴールした渡辺選手がグリッド上でドライタイヤに替えるところを真後ろから見ており、完全に制限時間に間に合っていなかったため、何かしらのペナルティがあるとは気づいていました。案の定30秒加算のペナルティとなったため、2位という結果になりました。レースとしてはトップには離されて悔しいレースとなってしまい残念な点も多かったというのが事実ですが、我々にとって厳しいレースになると思っていたもてぎでの開幕戦を2位で終え、幸先の良いシーズンのスタートは切れたと思います。
次戦は、4月23、24日の鈴鹿24レースのJSB1000クラスへの参戦となります(ST1000の車両を使用してのテスト参戦となります)。引き続きよろしくお願いいたします。