WAKO'S 4CR LC500
Kazuya OSHIMA / Kenta YAMASHITA
〜 SUPER GT Round.6 Auto Poli 300km race report 〜
大会概要 | 2019年 スーパーGT シリーズ 第6戦 |
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大会名称 | 2019 AUTOBACS SUPER GT Round 6 AUTOPOLIS GT 300km RACE |
開催日時 | 予選9月7日 (土曜日) / 決勝9月8日 (日曜日) |
開催サーキット | オートポリス インターナショナルレーシングコース(1周 4.674km) 所在地:大分県日田市上津江町上野田1112-8 |
カテゴリー | ・2019 FIA-F4選手権 第9戦&第10戦 ・TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race2019 西日本シリーズ第3戦 |
主催 | 株式会社GTアソシエイション(GTA) / オートポリスクラブ倶楽部(APC) / 株式会社オートポリス |
公認 | 国際自動車連盟(FIA) / 一般社団法人 日本自動車連盟(JAF) |
認定 | 株式会社GTアソシエイション(GTA) / トヨタカーズ・レース・アソシエイション(T.R.A) |
後援 | 経済産業省 / 国土交通省 / 自由民主党モータースポーツ振興議員連盟 / 大分県 / 熊本県 / 日田市 / 菊池市 / 阿蘇市 / 竹田市 柳川市 / 大津町 / 小国町 / 南小国町 / 産山村 / 上記市町村の各教育委員会 / 日田市観光協会 / 菊池観光協会 / 阿蘇市観光協会 竹田市観光ツーリズム協会 / 柳川市観光協会 / 肥後おおづ観光協会 / 小国ツーリズム協会 / 杖立温泉観光旅館協同組合 南小国町観光協会 / 産山村観光協会 |
#6 LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S 参戦体制
ドライバー | 大嶋 和也 おおしま かずや |
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出身地 | 群馬県 |
生年月日 | 1987年4月30日 |
体重 | 61kg |
身長 | 171cm |
血液型 | RH+A |
ドライバー | 山下 健太 やました けんた |
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出身地 | 千葉県 |
生年月日 | 1995年8月3日 |
体重 | 63kg |
身長 | 175cm |
血液型 | RH+AB |
チーム監督 | 脇阪 寿一 |
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チーフエンジニア | 阿部 和也 |
チーフメカニック | 寺尾 由貴 |
Race report
天気 | 曇り〜晴れ | コース状況 | ドライ |
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気温 | 28度 (GT500クラスQ1開始時) |
路面温度 | 36度 (GT500クラスQ1開始時) |
予選開始 | 14時50分(GT500クラスQ1開始) |
2019年のSUPER GTは大詰めへと向かう。9月は中1週のタイトな間隔で今回の第6戦オートポリスと第7戦スポーツランドSUGOがあり、この2戦が終われば残すシリーズ戦は11月の最終戦もてぎのみ、となる。LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sの大嶋和也&山下健太は目下2連勝、3戦連続表彰台という絶好調の流れで九州オートポリス大会を迎えた。ドライバーズポイント総計60点で、現在GT500クラス堂々のトップである。
獲得総得点に連動するウエイトハンデは今回までが×2kgの原則で、大嶋&山下は120kgということになるが、実行上限である100kgが適用される。50kg分が燃料リストリクターの調整(3段階目)に振りかえられ、残り50kgを実重量として積む。厳しいハンデであることは間違いないが、やはりトップハンデだった前戦富士では、セッティングの妙とドライバーの技量、そして鮮やかな作戦判断でそれをはねのけて勝利を飾っている。500マイル(800km)戦だった前戦に対し、今回は300km戦でより厳しいハンデ条件と、上位進出は一層難しくなるが、粘り強く戦いたいところだ。
予選結果 | 14位 |
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予選Q1ベストタイム | 1分36秒416(山下選手) |
天候微妙との観測もあった土曜日だが、予選はドライ路面での戦いとなる。Q2進出は至難のハンデ条件で臨んだQ1、山下は14位に甘んじることに。予想以上に厳しい予選になったことも事実ながら、両選手とも「決勝重視」の流れと状況を語り、翌日の浮上、ポイント加算を睨み決意を新たにする。
天気 | 晴れ〜曇り〜雨 | コース状況 | ドライ / ウエット |
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気温 | 27度(スタート時) | 路面温度 | 33度(スタート時) |
決勝レース開始 | 14時30分 | レース周回数 | 65周(約300km) |
決勝結果 | 6位 |
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所要時間 | 2時間19分48秒455 |
ベストラップ | 1分38秒841(大嶋選手) |
65周の決勝レースは気まぐれな天候により大乱戦の様相を呈した。序盤はドライコンディションが維持されていたのだが、15〜20周目頃に最初は 第1コーナー付近が雨に見舞われる。そして、その後はコース全体で雨が降ったりやんだりを繰り返す。路面はスリックタイヤが適した状況とレインタイヤでないとしのげない状態とが行ったり来たりという難コンディションに。アクシデントによるセーフティカー(SC)導入も続発する。
#6 WAKO’S 4CR LC500は大嶋が前半、山下が後半を受け持つオーダーで決勝に臨んだ。大嶋は14番手発進から着実な走りでレースを進める。13周目以降は11番手での走行が長く続き、ピットストップをするマシンが増えてきた頃合い、34周目を終えるところで10番手の位置からピットへ。山下がレインタイヤでコースに復帰していくが、ここでタイヤ交換に作業ロスが生じていた。レースがSC導入状態となるなか、ピットストップを引っ張っていたマシンがいたこともあり、一時はラップダウンの12番手に。SC明けにピットインしたマシンもいて、42周目にはトップ同周7番手へ。
SC導入が繰り返されたりしていき、山下は終盤52周目以降は5番手を保って走る展開となる。最後に路面がドライ向きの状況になって、最終ラップにチャンピオン争い当面のライバルである37号車(スリック装着)に先行されはしたが、山下は6位でチェッカーフラッグを受けた。予選順位から8つポジションを上げて、トップハンデでの6位入賞である。ドライバーズポイントでは37号車を10点リードして、残り2戦へ。次戦のスポーツランドSUGOではハンデ係数が×1kgになるので、65kg相当ハンデ(燃料リストリクターの調整1段階と実重量48kg)で戦う。
大嶋 和也選手のコメント
山下 健太選手のコメント
一発のタイムを出すことにはちょっと苦しみましたけど、決勝に向けてマシンを仕上げていくという部分ではわるくない戦いができたと思いますし、(予選順位から大幅に)ポジションを上げてゴールできたことは良かったです。最後の10周はけっこう乾いてきていて、スリックに履きかえることも 考えましたけどね。次のSUGOではテストがすごく良かったので、その流れでいければ、ハンデは(他車より)きついですけど大丈夫だと思います。
阿部 和也エンジニアのコメント
今回は持ち込みセットから予選日の変更に関しては苦しみましたが、決勝日はコンサバな方向に振りつつ、コースに合わせて戻してはいけましたね。ただピット作業ロスもありましたし、10点差はあってないようなものなので、もう一度チーム全体で気を引き締めていかないと、と考えています。
脇阪 寿一監督のコメント
最終的に6位という順位でゴールし、ポイント(ドライバーズポイント5点)を獲れたことはチャンピオン争い首位の立場としては大きいですし、良かったと思います。ハンデのことを考えても、この結果は良かったといえるでしょう。全体として考えればいいレースができたとも思います。でも、タイヤ交換でタイムロスしてしまったことや、最後にスリックに履きかえていたらもっと前でゴールできた可能性があったかもしれない、というあたりでは反省すべき点もありました。引き続き頑張ります。残り2戦、チャンピオンという目標に向かってしっかり戦いたいと思います。
シリーズランキング
大嶋和也&山下健太 | 1位 / 65ポイント |
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チーム部門 | 1位 / 81ポイント |
イベントへの参加報告
ピットウォーク | 開催日程 | 9月7日 11:50 〜 12:35 9月8日 10:30 〜 11:15 |
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主催 | GTアソシエイション、オートポリス | |
参加者 | 大嶋和也、山下健太 |
ピットロード開放エリアにて握手&サイン会、撮影会、グッズ提供等を行ない、今回も沢山のお客様をお迎えすることが出来ました。決勝レース開始前にはグリッドウォークも実施されています。
もちろんハンデが厳しいなか、今回は持ち込みのセットアップや選んできたタイヤという部分でも、特に予選日に関しては苦しいところがありましたね。 ただ、決勝重視で戦い、ピットでのロスがあるなど悔しい面もありはしましたが、展開も味方につけつつランクトップを守れました。次のSUGOでは 8月のテストで好感触を得ていますし、ここまでくると37号車の前で、ということも意識はしつつ、また気を引き締めて戦っていきたいと思います。